大前研一「心理経済学」を読んだけど間違ってると思うよ

大前研一氏の「心理経済学」っていう本読んだけどちょっと間違っているんじゃないかと思うところがあり、吐き出します。

1500兆円の個人金融資産は、たとえるならば巨大な水ガメである。この水ガメに貯まった水が流れ出したなら――。世界がこれまで経験したことのないインパクトの経済効果が生まれる。そして、水ガメを揺さぶるキーワードこそ「心理」なのだ。日本人固有の不安心理を取り除くことこそが、1500兆円の膨大な水が市場へ流れ出す引き金となる。

Amazonの商品紹介から抜粋

なぜ間違っているかって言うと、個人がトータル1500兆円を銀行に預けている(だけじゃないけどとりあえず)ってところが事実だとして、上の書き方だと、あたかも1500兆円が銀行の金庫に眠っているかのような書き方です。

銀行は個人から受けた貯金を貸出して、その利息で利益を得ているわけですね。じゃないと、銀行マンのクソ高い給料払えませんからね。ほとんどが銀行の金庫にはないわけです。

要は、1500兆円のほとんどが、「借入金」としてすでに市場に出ているんですよね。

で、大前氏は、1500兆円の一部を一気に市場に流せばインパクトでかいって書いてあったけど、そうするのなら、まず銀行は市場に出て行っているお金を戻して(まるで貸し剥がし)、それを預金者に返して、それを消費するということになりますが、最初に市場から引き揚げたお金がまた市場に流れるという構図になり、結局のところプラスマイナスゼロなんですよね。

全然インパクトないじゃん、って思うわけです。

最初に貸し剥がしが起きるし、むしろマイナスなんじゃないかと思うのですよね。

実際どうなんだろう?誰か詳しい人説明してほしいですねぇ。

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