Amazonプライムビデオ「震える牛」を観てあまりの面白しさに震えた

Amazonプライムビデオ「震える牛」を観てあまりの面白しさに震えた

Amazonプライムビデオで「震える牛」を視聴しました。

※ネタバレもあるので注意ください。

大雑把なあらすじ

過去の未解決事件を追う仕事の中で、かつて居酒屋で発生した殺人事件を追う田川刑事(三上博史)がミートボックスという食肉加工会社に行き着き、そのミートボックスに食肉偽装にタレコミがあって取材を始めた雑誌記者の鶴田(吹石一恵)と、大手スーパーのオックスマートの取締役の滝沢(小林薫)がかつての因縁からミートボックス社に弱みを握られているという、ミートボックスという会社をめぐって3者が翻弄されるというドラマです。

大筋はかつての殺人事件を追うストーリーなのですが、その根底に食肉偽装問題があるわけすね。かつて世間をにぎわせた食肉偽装事件がモチーフになっているでしょう。

ちなみに、このミートボックス社の社長の古田新太が人を誘拐したり盗聴したりと、かなりブラックな面が描かれていますが、実際のあの会社はそこまでブラックじゃないです。

食肉偽装事件を知らない若い人は変に勘違いしないかな、とちょっと心配になりましたが。

面白かった点

一見バラバラだった問題が徐々に結合していく様はミステリードラマの醍醐味ですね。まあ、鉄板といえば鉄板ですが純粋に面白いです。

このドラマは一言で言えば「頭脳戦」。

ドラマ中盤から、小林薫と三上博史とでまさに緊迫した頭脳戦になります。

警察に内通している小林薫は常に三上博史の先回りし逮捕を逃れ、一方で三上博史も内通者がいるとわかっていつつも、何とか突破しようと奔走します。

そんなやり取りがこのドラマの醍醐味です。

残念だった点

残念だったこともあります。

最後の最後で小林薫が観念してしまった点。

すでに勝ちがほぼ決まっていたところに三上博史の説得にほだされてしまった点です。

正直最後の最後まで頭脳戦で戦って勝敗を決めてほしかったですね。

小林薫の鉄槌の防御の中に小さい穴を三上博史が見つけてそこから突破する、という流れにしてほしかったなと。あそこまで冷徹に事を進めていった小林薫が最後の最後で感情論に負けるというのはちょっと無理があったんじゃないかなと。

それに、そもそも直接罪を犯していない小林薫が最後のラスボスになるというのもちょっとかわいそうな気もしないでもありません。

あくまで誠実に会社運営をしようと思っていたのに、不祥事を起こした御曹司を守り、不正の取引先に脅された会社(社長)を庇い、と、常に誰かを守っていただけなんですよね。

やっぱそこはミートボックス社の社長の古田新太が責任を負うべきだったんですが、逮捕されたシーンはほんのちょっとだけでしたからね。雑魚っちゃ雑魚なのでこいつをラスボスにするわけにいかなかったのかな。

いくつか残念な点はあったものの基本面白いです。WOWOW系のドラマって地上波に比べて全体的にクオリティ高いと思いましたね。

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