高卒でも大企業に就職できる世の中なら奨学金問題もないんだろうなって思った

最近また奨学金返済問題が話題に上がっています。

この記事がきっかけになって話題になったのかな。親子で自己破産って悲惨です。

■奨学金破産 2016年暮れの夜。携帯電話が鳴ったとき、男性(52)はハンドルを握っていた。家具販売の営業用の車を止め、東京で一人暮らしをする息子(27)の話に耳を傾けた。 「父さん、迷惑かけることに…

以前は奨学金の返済に苦しむ学生や親たちが国会正門前でデモをやっていました。

画像を見るアルバイトをかけ持ちし、卒業後はローン返済に追われる。学生たちの表情に若者特有の明るさはなかった。=18日夕、国会正門前 撮影:筆者= 「学ぶ権利に利子をつけるな」「奨学金は借金じゃない」・・・奨学金の返済に苦しむ学生たちが今夜、国会正門前で声をあげ

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最初は借りる前に気付けよ、って思っていたのですが、途中から考えがちょっと変わりました。

ネット上は賛否両論ですが、どちらかというと学生側に辛辣な意見が多いですね。僕も最初は似たような考えを持っていました。

ただ、批判コメントを読んでいるうちに、なぜこうも借金をしてまで大学に行きたがるのかっていう疑問に行き当たり、結局のところ今の日本じゃ高卒では就職がないから無理していても大学に行くんだなってことに思い至ったんですね。

高卒の就職率のほうがいいって意見もありました。真偽はともかく、それが本当のことだとしても、果たして高収入な職業に就けるかっていうと残念ながらよほどのことがないと難しですね。

企業では高卒と大卒とで明確な隔たりがあるのが現実

今の日本では、企業内で高卒と大卒とは人事上、明確に仕分けられてしまっています。同じ入社だとすると高卒は大卒を抜くことはほぼ不可能です。大学4年分遅れるくらいならまだいいのですが、ほとんどの人は10年以上後に入社した新人に抜かれるでしょう。これが現実です。

大卒と院卒とではそれほど差はないのに、高卒と大卒とでは明確な隔たりがあるのが実態です。

低偏差値大学で高収入職に就けるかって言えばかなり難しいですが、資格系の職業では大卒というだけで試験の一部を免除されるし、公務員だって大卒と高卒を明確に分けていますね。

...という現実がある以上、子供も親もなんとか大学へって思うのは自然な流れです。

でも、昔は高卒幹部は普通にいたよね

僕が大学に進学した25年前は、高卒就職者が今よりずっと多かったんですが、それは企業が高卒を多くとっていたからでしょう。そういや、僕が会社入った頃は会社幹部にも高卒がいましたね。

それが、今じゃ企業は学歴重視で大学の、それも高偏差値の大学卒業者に集中していて、会社幹部になるのも今じゃ高卒は不可能です。ほとんどの大企業では、高卒は、同期で入社した大卒に人事制度上絶対飛び越えられないんです。

しかし、今の企業内の学歴格差が、かつての高卒幹部時代に設けられたというのが、ちょっと皮肉ですね。自身の経歴を盾に自社内の学歴格差を阻止することだってできたずなんじゃなかと個人的に思うのですが…。

僕は貧乏でも子供には大学を目指してもらうよ

環境がここまで大卒に偏重してしまっては、僕だって無理してでも子供を大学に入れようとしますね。そんなこと考えたら、奨学金破産者やデモに参加している人を批判できないです。

この奨学金問題の最適解は、高卒入社でも能力によって簡単に大卒を飛び越えるような人事制度を設けることと、高卒入社をもっと企業に促すことなんじゃないかって思います。

よく、企業に入ってしまえば学歴なんて関係ない、個人の能力は別にある、って言われます。僕もそう思います。

ってことは、高卒入社を増やしても問題ないです。人事上の隔たりもなくして、入社後はあくまで個人の能力で昇進を決めることは別におかしくないわけで。

そうなれば、無理して大学に行くこともなく、奨学金問題もなくなるんだろうな、って思いました。

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