俺たち給料が下がっている原因は日本からお金が出て行っているという単純な問題かもしれない

これは例え話です。

もし日本の中の企業がすべて輸入産業(製品を海外から調達して日本在住の人に売る)だとします。

就業人口が仮に1万人だとして、前年度の平均給料が600万円だとすると、日本の総人件費は600万円☓1万人=600億円となります。

同じく前年度の企業の状況ですが、材料費が50%で利益が200億円くらいだとすると以下のようになります。

前年度の日本の企業の総売上は1,600億円でした。(仮の話です。あと経費とか固定費とかは省略)

さて、今年度になって果たして日本企業は同じ売上を維持できるでしょうか? 更に日本人の給料も維持できるでしょうか?

その答えは「できません」。

なぜなら、今年度の日本の購買力のMAXは800億円しかないからです。支払った給料分の600億円と企業に内部留保されている200億円しかないからです。日本の中にはお金が800億円しか残っていません。どう逆立ちしても800億円以上の売上げは見込めません。

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じゃあ、今年度の売上と人件費はどうなっちゃうかというと以下の通りです。

先ほど就業人口を1万人としたので、平均給料はなんと300万円まで落ちてしまいます。

何でこうなってしまうかっていうと、すべてが輸入産業と仮定したため材料費が海外に行ってしまって日本の中のお金がどんどん減ってしまうからですね。

現実社会ではこんな急速にお金不足にはなりません。輸出によって海外からお金が入ってくるし、金融関係はもっと複雑です。

しかし、日本に入ってくるお金より出て行くお金の方が大きければ、長い目で見れば日本人の給料が減っていくんだろうなと思いました。もちろん企業の収益も悪化します。平均的にお金に関するスコアが悪化していくんだろうなと。

当然、みんな大好きGDPも縮小していきます。

いま、国内産業を強化しようとしているけど…

経済政策といえば、内需って言葉をよく目にします。

国内産業を良くしようって動きが目立つのですが、たしかに海外にお金が流れ出ていくことはある程度食い止められそうに見えますが、実のところ電気やガスなどのエネルギーの原料は海外調達だし、原料だって100%国産というのは不可能です。

上の例ほど激しくないにせよ、国内産業だけではGDPがどんどんシュリンクしていくだけじゃないのかなって、僕は思います。

しかし経済政策は内需がメインというね…。

これが以前から僕が思っている最大の疑問です。

国内産業の強化はある程度の止血効果はあっても完全じゃないし、経済力を上げるには不十分なんじゃないかと。

経済政策=輸出強化だと思うんだよね

…と思うわけですね。

政治家から出てくる経済政策って内需強化ばっかりなのですが、本来は輸出産業の強化しなきゃいけないんだと思うのです。ところがあんまりその辺りの声を聞いたことがないんですねぇ。

僕のアンテナが低いだけでしょうか。密かにやっているのかもしれないけど、でも、低いアンテナにもちゃんと引っかかるくらいに全面に打ち出すべきじゃないかなって思いますね。

内需強化みたいな話はよく目にするので、やっぱり政策の第一は内需強化なのでしょう。

農産物だって国産国産って言ってくるんだけど、日本人が入手難しくなるくらい海外に売るくらいのことはやって然るべきなんじゃないかと。そうすりゃ後継者問題なんて自然に解消されるでしょう。

まあ、とにかく結論としては、海外からお金が入って国内のお金が増えないと僕たちの給料は上がらないってことです。

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すまたすログ

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