今回の災害で思ったのは政治家の一番の危機管理は国民の不満を隆起させないことだね

今回の関西地方の豪雨による災害で、とにかくTwitter上で沸いたのがリベラル層を中心とした安倍首相批判です。(もっとも、同じくらいの数で保守層からの擁護がありますが)

批判が集まっているのは、なんと言っても前日の宴会で、その時点で豪雨災害は容易に予測できたはずなのに宴会を続けていたという点。

まず、前日に宴会をしていたのは事実、更にその時点で災害が発生することは、まあ予測出来たのも事実でしょう。(今回ほどの死者が出るとは予測できなかったとしても堤防氾濫くらいは予測できたと思う)

ここまでは事実です。

で、リベラルと保守が真っ向から対立しているのが、「その時点で安倍さんが宴会を切り上げて陣頭指揮をとっていたら被害は最小限に抑えられたか?」の1点かと思います。

広告

宴会を早く切り上げたら被害を小さく抑えられたか?という問題

ここは僕もよくわからないところで、あるとすれば安倍さんが自衛隊に直接の指揮をしていれば人をもっと救えていたのか?といえばちょっと疑問に思います。

こういうのはプロの自衛隊の指揮系統に任せた方が良いわけで、むしろ安倍さんが直接指示していたら現場を混乱させていたでしょう。

ダムの放流のタイミングや避難指示だって、そこに誰よりも詳しい人間がいてその人間に任せたほうがベターです。

なので、僕個人的には安倍さんが宴会を早く切り上げたところで被害はそんなに改善していなかった(仮に現場に口出しなんてしていたらもっと被害が大きくなっていた)とは思います。

安倍さんの仕事は災害が起きるずっと前に堤防の建設や適切な避難手順を市町村に指示しておくとか予算を確保するとか、そういうのが仕事だと思います。

そこにツッコミが入ったらまあわかるのですが、前日の豪雨直撃時の行動への批判を見てもなんかちょっと違うなとは思いました。

しかし、一方でこうも考えます。

もし企業の社長が会社の事故中に宴会を続けていたら?

政府の話ではなく、民間企業だったらどうだったんだろうと。

例えば、大企業のトップが内輪の宴会中に自社工場で大きな災害…たとえば大きな火災で人が取り残されると報告を受けたとしたら、果たして宴会は続けても良いのか?ってことです。

おそらく社長が宴会を早く切り上げても、被害を抑えることは不可能でしょう。

事故直後は現場の指揮に任せるフェーズであって、トップがいろいろアクションするのはもう少し後です。

そもそも、現場レベルの責任者なら直接指示することはできても、社長が乗り込んで直接指示したらダメです。逆に現場を混乱させ被害は拡大します。

ちょうど安倍さんの目の前に直面したケースに似ていますね。

社長が宴会を切り上げても被害は変わりなし、なので、宴会は続けて良し、となるでしょうか。

たぶん、そんなことやったら非難轟々ですね。

民間会社の社長なら宴会を早々に切り上げて会社に戻って報告を待つようにするでしょう。状況が変わらなくてもおそらくそうします。

安倍さんがマズったのはそういうことです。

国民の中に、安倍さんが宴会を続けたことに大きな不満を持っている者が少なからずいて、しかも安倍さんが早期に動かなかったことが災害を甚大にしてしまったと強く信じる者が多くいるという点です。

そのように、国民に不満を隆起させてしまったことが、今回の安倍さんの失敗なんだなと思いました。

トップの危機管理ってそういうことも想定しないとね

論理的に正しいかどうかは別にして、大衆の不満を隆起させないという点がトップの危機管理として必要なんだなって今回のことでよくわかりました。

政治家なら国民、企業のトップなら従業員や取締役会や株主などに対してです。

別の見方をしたら、そういう大衆の心理を掴むのがうまいかどうかが、まずはトップに求められるんだろうなと思いましたね。

ガジェット系ブログもよろしく

すまたすログ

ガジェット系ブログです。主にChromebookの情報やMyマシンのASUS Flip C434TAのレビューなどを書いています。その他IT機器のアプリのレビュー、たまに100円ショップなど。


広告


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする