杉田水脈議員のLGBT生産的じゃない発言は実は保守として一貫している点と僕がリベラルなわけ

自民党の杉田水脈議員が「LGBTは生産性ない」と発言して大炎上しています。

中には政府与党内にこんな人間がいて危険だって言っている人もいます。

僕のこの発言には嫌悪感しかありませんが、しかしある意味保守として一貫しているなって思いました。

「保守」というイデオロギーの本質についてはいろいろな意見ありますが、僕的には保守とは「集団を優先する」という一点だと思っています。それについては以前ブログでも書きました。

僕が保守を嫌いな理由は個人より集団を優先するところだね
政治系の話ってあんまりブログに書くもんじゃないんだけど、ここ最近、保守系もリベラル系も両端に寄り気味でTwitter見ていても怖いなって思っ...

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「国のために」「会社のために」「組織のために」と集団を軸に考えるのが保守というのが僕の意見で、逆に個人を軸に考えているリベラルだと、大雑把にはそのように僕は考えています。

なので、保守層は「集団の平均値」を良くしようと(例えば出生率とかGDPとか)思いがちになり、平均値を良くするためにはマジョリティにどうしても目線が行ってしまい、マイノリティを蔑ろにしがちなのでしょう。

学校のテストの点数を例にして解説します

ある学校のテストの平均値が70点だったとして、その平均値を良くしようと思ったらどうするか?

限られたリソースの中で最も良いパフォーマンスを出すにはボリュームゾーンにいる子どもたちの学力を上げることが最も効率が良いです。

テストの点数は以下のような正規分布となります。平均値を良くしようと思ったらこの分布を高得点側(グラフの右方向)にシフトさせる必要が有ります。

ここで、この分布を3つのゾーンに分けます。点数の良い層(A層)、平均値周辺(B層)、成績の悪い層(C層)としましょう。

ここから、平均値を上げようとすると、目線はどうしてもボリュームゾーンのB層に行きがちで、そこから外れたA層、C層は対象から外れてしまうんです。

学校の成績の場合はA層は自分で勉強してくれるので切り捨てとはちょっと違いますが、マイノリティとして対策の対象からは外れます。

保守層の根底にはこういう考え方があると僕は思っていて、その結果マイノリティを軽視してしまっているんじゃないかと思っています。

なので、杉田水脈議員の「生産的じゃない」発言は、保守陣営の一員としてある意味一貫しているなって思いました。

今回の件に限らず同じ自民党にも似たような考えの人が多いはずです。

たとえば以前こんな発言をした自民党員もいました。根っこは杉田議員と同じだと思います。

自民党の二階俊博幹事長は26日、東京都内で講演し、少子化問題を巡り「この頃、子どもを産まない方が幸せ...

どちらも失言のように見えますが、基本こういう考えが根底にあるものなので、本人たちはおそらく失言と思っていないんじゃないかな。

僕の保守嫌いはこういう点にあるんだよね

このブログでも何度も書いているけど、僕は、出産なんてごく私的なことで社会的に出産の圧力をかけるなんておかしいと思っているし、LGBTも個人の自由に任せるべきだと思っているし、保守とは対局のリベラルの立場です。

とにかく、僕が保守を嫌っているのは、個人の自由を阻害してまで集団のスコアを上げようとしている点です。

出生率の他にもGDPを上げようっていうのもすごく嫌いで、そうじゃなく1人あたりのGDPに着目しろって言いたいです。

今回の杉田氏の発言は嫌悪感しかないんだけど、自分の対局にいるような人物なので、さもありなんって感じで驚きはなかったですね。

■追記■

かと言って、こういうリベラルも嫌いだけどね。なんでリベラル層ってこういう輩多いんだか…。私刑とか集団リンチとかって意見あるけど僕もそう思います。デモって対組織・集団ならいいけど個人1人に対してやったらアウトだと思うな。

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