地域のお祭りはこの先10年でなくなっていくだろう。その舞台裏を見て感じたこと。

昨日、地域のお祭りがあって自治会役員として参加しました。

朝早くからいろいろな準備、祭り当日は出店の運営、最後は片付けと、朝早くから夜10時くらいまで働くというブラック企業さながらの仕事量でした。

このお祭り参加は去年に続いて2年やったのですが、お祭りの裏側を経験できたという一方で、もう10年もしたら全国の地域のお祭りはどんどんなくなっていくんだろうなと感じた次第です。

今日はそんな話です。

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子供にとって記憶に残るのは地域の小さいお祭り

日本には大小さまざまなお祭りがありますが、全国的に有名なねぶた祭りや祇園祭りだけじゃなく、市主催のそこそこ大きいお祭りもあります。

でも、子供時分にとって特に思い出に残るのは、町内で運営するような小さなお祭りではないでしょうか。

昨日のお祭りでも小中学生、高校生の子どもたちが大勢いてホントに少子化かよってくらい子どもたちが集まってきました。空前の猛暑な今年ですがそれでも大盛況に終わりました。

僕も子供の頃は、市運営の大きなお祭りよりも歩いて行ける地元の小さいお祭りのほうが思い出深いです。クラスメイトとそこで会ったりするのも学校内で会うとはまた別の楽しさがあります。

なので、そんな小さいお祭りは大事にしていきたいなとは思います。

が、お祭りの裏側を見て、このまんまじゃ10年は持たないなと感じずにはいられませんでした。

町内会というボランティアで成り立っているんだよね

まず、基本的に地域の小さいお祭りはいくつかの町内会が集まってお金を拠出したり人を刈り出したりして、ほぼボランティアで成り立っています。

で、問題はそのボランティアの平均年齢が70歳くらいだってこと。

実行委員の8割は70前後の人で、僕のような40代、その上の50代なんかは少数派です。中には80代という強者もいました(1人2人ではないです)。

そんな人たちがテント設営のような力仕事をしたり、炎天下の中、長時間出店を運営したりしているのが現実。

んで、今は町内会に入会しない家庭がどんどん増えていって、町内会の中に30代世帯の数が昔に比べ極端に減っているんです。

あと、10年もすれば今の主要メンバーである70代の方はどんどん引退していくでしょう。

残った僕らの世代も数として少ないので事実上破綻すると思います。

たぶんどこの地域も似たようなもんでしょう。

10年もすれば日本にある地域の小さいお祭りはどんどんなくなっていくだろうと、僕はお祭りの裏側を見ながらそう感じました。

小さいお祭りくらいなくなっても社会に影響少ないけどさ

もっとも、そんなお祭りがなくなっても社会にはそんなに影響ありません。

祇園祭がなくなったら影響大だけど、田舎のJR駅前でやるような小さいお祭りはなくなってもニュースにもなりません。

まあ、ただ、僕ら世代が思い出として残っているお祭りの存在が消えるのはなんだか寂しいなとは思います。

どうにかならんもんかな、と思いますが僕自身妙案は浮かびません。

その前に町内会というシステムが維持できなくなりますが、その時に町内会が支えてきたいろいろなものが消えていっていくのがちょっと寂しい気もします。

いや、ホント、最近の子供はゲームばかりしているなんて言われていますが、お祭りにはみんな楽しそうにやってきますよ。

夜の8時過ぎでも小学生くらいの集団がまだいましたし。

さすがみ帰れよって言いたくなったけど、彼らにとって地域のお祭りはゲームより魅力的に写るんだろうなって同時に思いました。

自然と客が減ったとなれば別になくなってもいいんだけど、相変わらず子供中心に大盛況なんだからやっぱりなくなるのは惜しいなって思いますね。

なんとか10年先でも維持出来なのかしら。

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