カルロスゴーンの高額報酬を批判するネット民を見てこりゃ日本で最低賃金上がらないなって思ったよ

以前、カルロスゴーンの不可解な逮捕について自分のツイートをまとめた記事を書きましたが、

日産のカルロスゴーン逮捕がイマイチ不可解。自分のツイートまとめ
この記事にもあるように会社の決算上の役員報酬額は正しかったので所得税も正しく源泉徴収されていたということですね。じゃあなんで逮捕されたのか個...

この事件に関してTwitterで様々な意見を目にしましたが、今回の事件とは別に「カルロスゴーンお金もらいすぎ」の意見が多かったですね。

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他人の収入にケチを付けるのってホント日本人の悪習だと思うんだけど、ここでも書かれているとおりゴーンの報酬は国際的に見ても決して高くはないんですよね。

しかし、国際的にはゴーン容疑者の報酬は、それほど高額ではない。というより「安すぎる」と言える。

アメリカ大手企業の最高経営責任者(CEO)は、基本給だけで10億円以上、業績連動のインセンティブを含めると20億円以上になるのが一般的だ。100億円を超えるケースもたびたびある。倒産の危機にあった日産を救い、自動車業界で世界2位の巨大グループを築いたゴーン容疑者が「俺の報酬は安すぎる」と考えたことは間違いない。

こう言うと、海外は海外、日本は日本、郷に入っては郷に従えって言ってくる人多いんだけど、でも一般人の報酬のことになると、アメリカや中国やヨーロッパの一般人の報酬額とすぐ比較するというダブスタに気づいていないんだなって思いました。

最低賃金が少ないっていう議論になるとすぐ外国と比較してくるのにね。

↓一般人の賃金を海外並にしろっていうのもグローバリズムじゃないのかな? つまりそっちの考え方もクソってわけだ。

要は他人の報酬にケチつける習性があるんです。僕たち日本人は。まずはそこを考え直さないと最低賃金や(よくネットで言われている)エンジニアの賃金は増えないんですね。誰かが文句言ってくるから。

更に言うと、例えば消防署員や警察官が制服のままレストランに入ったりするとクレームを入れてきたり、市役所や県庁なんかの役人がちょっと休憩しただけでクレーム入れるのも根っこは同じなんだと思います。

他人の行動や報酬が気になって気になって仕方ないと。これは(徐々にでもいいから)直していきたい国民性ですね。

今回のカルロスゴーン事件も、事件の本質を論じるのは良いとして、10億円という報酬そのものににツッコミ入れるのはお門違いだし、そんなことやってるからアンタの所得も上がらないんだってこと。根っこは繋がっているんです。

こういう世論が結局のところ日本全体の賃金向上を阻害してるんだと思います。残念だけど多くの人はそれに気づいていないですね。

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