老後に2000万円必要って言われたので貯金がどれくらい大変かシミュレーションしてみたら正解は”結婚しない”だった

金融庁が老後に2000万円必要という報告書を提出したけど政治家が受け取らないで炎上しました。

ホントに2000万円必要なのか正否はとりあえず置いておいて、いったい2000万円貯めるのにどらくらい大変かざっくり計算してみました。

ちなみに貯金だけで2000万円貯めるのではなく投資信託などの投資前提です。(たぶん貯金だけで2000万円はかなり難易度高いと思う)

シミュレーションしてみた

計算と言ってもWebサイトに積立シミュレーターがあるのでそれを使ってシミュレーションしただけです。おすすめは楽天証券のシミュレーターです。とても使いやすい。

で、ざっくりシミュレーションしてみたところ↓こんな結果に。

40歳くらいで毎月5万円を年率5%の投資に回すことで20年で2000万円になります。毎月5万円なら一般的にまあ楽勝ですね。利回り5%はちょっと難易度高めですが…。

…ところが、これって1人あたり2000万円ってことですね。

夫婦2人だったら4000万円必要なわけで、となると毎月10万円必要なわけです。こうなるとかなり難しくなりますね。毎月10万円を老後資金の貯蓄に回すという…。

加えて子供にもお金がかかります。子供にどらくらいお金がかかるかと言うと1人あたり16000万円だそうです。↓参考

子育て費用について、学費などの学校や勉強に関係する「教育費」と生活上必要となってくる「養育費」に分けて調べてみました。mattoco Lifeは三菱UFJ国際投信が提供する、あなたの"life"をデザインするサポートメディアです。

まあ、高校までの養育費・学費は日々の中から支出するとして問題は大学に行かせる資金です。これは貯めておかなければなりません。大学行かないというのなら良いのですが、今はどこの家庭も大学目指しますからね。

仮に理系の私立4大だとすると4年間でだいたい430万円くらい、加えて仕送りに480万円として子供1人あたり900万円は必要になります。子供2人なら1800万円

ということで老後資金(夫婦合わせて)4000万円+子供2人の学費1800万円=5800万円が本来貯めなきゃいけない資金となります。

20年でこの資金を貯めるのはさすがに無理なのでもう少し年数を上げて25年とすればなんとか貯められることになります。35歳から毎月10万円です。かなり厳しいですね。

もっと言うと、年率5%というのは投資としてはかなり難易度が高くてせいぜい3%が良いところなんですね。それで計算すると30年かかります。

30歳から毎月10万円…こうなるともう無理ですね。一般的なサラリーマンで30歳そこそこで月収30〜35万円ですから。そこから10万円を捻出するのはかなり難しいでしょう。

まじめな話、”結婚しない”が唯一解となってしまう

ホントに老後資金に2000万円を貯めようと思ったら一生独身というのが唯一の解になってしまいますね。

独身だったら老後資金2000万円だけで良いってことになるので、30歳くらいから毎月3.5万円をコツコツ投資に回して、ごく一般的な3%という利回りでOKなわけで。独身だったらまあ可能です。

もし僕が30歳そこそこで「老後に2000万円貯めろ」って言われたらこんな感じでシミュレーションした結果、独身でいようと考えてしまうだろうなと。

その時に結婚を予定していたとしても子供は諦めようと考えるわけで、国から「2000万円必要です、以上!」って言うのはちょっと無責任だなって思いました。

「じゃあ今のお前はどうするんだ?」という問いへの答え

今僕は40代後半なので今から慌てて貯蓄を始めても無理なのです。

が、さすがに僕は若い頃から貯金や確定拠出年金をやっているので、”今から慌てて”ということはありません。まあそこそこ貯まります。

ただ、子供2人いる中で60歳まで5800万円はさすがに無理です。

で、そこに対する僕の解は「70歳まで働く」です。これは以前からこのブログで何度も言ってきました。60歳がゴールではなくあと10年働いて70歳で引退。これでだいぶ資金繰りは楽になります。

ネットで70歳まで働くことにかなり否定的な意見がみられますが、昔(年金受給を60歳と決めた頃)に比べて寿命は10年伸びましたからね。それを考えれば今は70歳まで働くべきだと思いますね。

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